赤目自然農塾について

発足‥1991年3月

 

塾生‥170人前後(2017年度)

 

場所‥三重県名張市と奈良県宇陀市にまたがる棚田。

 3年〜30年放置された約3町(9000坪)の棚田を地元の農家の方よりお借りしています。

 

創設者‥川口由一。農薬と化学肥料を使った農業で心身を損ね、自然の営みに添った農を模索し、1970年代後半から自然農に取り組み始めました。1991年、実践を通した学びの場を作ってほしいという声に応じて赤目自然農塾を開き、多くの人々を導いてきましたが、2014年より高齢のため代表を次の世代へ引き継ぎ、相談役となりました。

 現在は、赤目自然農塾には来られていませんが、自宅での田畑の見学会をはじめとした学びの場を主宰しています。<詳細>

 

代表者‥中村康博。1999年、赤目自然農塾に入塾。2014年1月より代表を引き継ぎ、学習・実習指導の中心を担っています。

 

運営‥法人化、組織化をせず、規則、形を定めず、必要な物、人、お金を他に依存することなく、自立自営で成り立っています。真に深い確かな学びが一人ひとりの中で成しとげられるよう、塾生に求めることなく、課することなく、自由の中で、それぞれの自覚と自主を基本にしています。

 塾全体を指導するスタッフ、学びの場を整えるスタッフ、自らの学びに徹する塾生、それぞれがその分をつくし、一つになって運営されています。代表者をはじめ、スタッフは全員無償です。

 “個々別々で一体”、“自他の別なくいかに他の生命を育てることができるか”、運営は自然農の心を旨としています。
 赤目自然農塾は自然農の学びの場として最も古く、川口さんが示したあり方を今も引き継いでいます。

 

費用‥学びの場が本来から外れず、今必要なことを過不足なく行う、ここを基本に、入塾費や月謝、参加費などは徴収せず、一人ひとりの事情や想いにお任せしています。運営は、その想いとして届けて頂いた「赤目自然農塾基金」によってなされています。

 赤目自然農塾基金は、塾生の真摯な学びが支障なく成しとげられるための大切な糧となり、田畑の地代、水路や柵の補修など、その時その時必要なことに役立てられています。

 基金は、集合日に基金受付け担当スタッフまで直接届けていただいています。振替口座はありません。毎年4月の集合日に会計報告をしています。